2008年07月06日

死にぞこないの青

海斗の独り言

出張の移動中はいつも音楽を聴くか


読書をしている


今回は「乙一」さんの「死にぞこないの青」


最初はただのホラーだと思って読んでいた


実はもっと奥の深い物語だ



主人公の「マサオ」は引っ込み思案の男の子

そんなマサオの担任に大学を出たばかりの

新任教師がなったところから物語は始まる


先生に好かれようとあれこれしているうちに

ある日を境にマサオは新任教師にダメな子と言う

レッテルを貼られてしまうのだ


それからと言うものマサオはクラスのいじめられっこ

になってしまう


新任教師はクラスの統率を保つ為に

誰よりも出来の悪い生徒を仕立て上げたのだった

毎日怒られる中でマサオは

「自分は本当に出来の悪い人間なのでは・・・」

と思い出してしまう


そんなある日

校庭で見たことのない男の子を発見する

肌の色が真っ青で拘束服を着ていて

左眼は潰れ、口は靴紐で縛られた

この世のものとは到底思えない男の子


マサオはこの子に「青」と言う名前をつける


ま〜これ以上は言うのを止めよう〜


でも、この「青」こそが

いじめられて行く中でマサオが失いかけた

怒りの感情の亡霊なのだ!


そして最後に「青」は消えるわけだが

怒りの亡霊が消えた意味は

マサオが怒りを感情の中でコントロール出来る

ようになったと言う意味と

自分に関わる全ての人の行動を許すことが出来るように

なった証でもあったのだ


いつも怒りを堪えて生きる人達全ての人の後ろには

「青」がいるのかもしてれない


なぜ肌の色が青なのかは読んでのお楽しみです


しかし、作家ってのは情景の描写や人間の心理行動を

書くのが上手いね〜

だから作家なんだろうけど


読むと頭に映像が浮かぶもんな〜

そして、映画になってガッカリする








posted by カイト at 12:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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